Twitter Facebook

プログラム - Program -

※2022年のプログラム内容を掲載しております。

宇宙開発フォーラム2022

実務家や研究者の方を講師としてお招きしたセミナーやSDFメンバーが作成するワークショップ、専門家の方に議論していただくパネルディスカッションなど、これからの宇宙開発について考えるプログラムを実施します。

※内容や講師などは決定次第、順次更新します

※プログラムの内容等は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

参加登録はこちらから

Day1  |  9.17 Sat.

10:30 - 10:45
開会式
10:45 - 12:10
セッション 1「トラディショナルスペースによる事業展開と新たなプレイヤーとの協調」
パネリスト
長洲 郁彦 様
株式会社日本政策投資銀行 航空宇宙室 調査役
長年、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) と共に日本の宇宙開発を担ってきた大手企業・メーカー (トラディショナルスペース) は、国家主導のミッションにおいて高い技術力を発揮している一方で、外需の獲得や民需創出などに課題があると思われます。 そのような市場の停滞を打開するためには、オープンイノベーションによる他産業の参入やベンチャー企業の成長が進む日本の宇宙産業において、トラディショナルスペースと新たなプレイヤーとの協調は不可欠です。 本企画では、そのような連携を通し、トラディショナルスペースに蓄積された技術を事業面に活かしていく方法を議論します。
14:00 - 17:00
ワークショップ 1「宇宙資源開発の産業創出と方策 〜民間主導の月面利用時代に向けて〜」
講師 | 内田 敦 様
株式会社三菱総合研究所 フロンティア・テクノロジー本部 フロンティア戦略グループ
宇宙資源法の制定やアルテミス計画を契機として、宇宙探査が本格化していく中で、特に持続的な月面開発を実現していくため、今後は民間の役割が重要になっています。一方で、経済合理性や社会的価値が具体化されていない現状から、いかに月面探査・資源開発における産業育成を進めていくべきかが課題となると考えられます。本企画では、「民間による宇宙資源開発」の促進に向けた、今後必要となる官民の在り方について、政策や法整備、事業の観点から、参加者の皆様に議論していただきます。
17:15 - 18:30
レセプション
参加者・関係者の親睦を深めるための懇親会を行います。全国各地で様々な活動をしている学生や社会人、協賛企業の方々が、本フォーラムのプログラムで得た意見の交換や宇宙開発に関する活発な議論をしていただくための場を提供し、相互のネットワークを広げていただきます。
ポスターセッション 1
SDFでは各々が興味のある宇宙に関連する事柄について、個人やグループで日々研究しています。今年度で入会したメンバーは、 政策、教育、エンタメビジネス、事業投資、開発コストという5つのテーマについて、それぞれ興味のある事柄を調査しています。 そして、宇宙産業がどのような歩みを進めているのか、今後の展望は如何なるものになるか等を分析しています。今回はその研究成果を各テーマごとにポスターセッション形式で発表します。

Day2  |  9.18 Sun.

10:30 - 12:00
パネルディスカッション 2「日本のスペースポート戦略」
パネリスト
鬼塚 慎一郎 様
一般社団法人スペースポートジャパン 創業理事
大出 大輔 様
SPACE COTAN株式会社 取締役兼COO
諏訪 太一 様
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 航空宇宙セクター
現在、小型衛星の打上げ需要の増加により、ロケットとその打上げ場の需要が高まっています。東と南が海で開けている日本はロケットの打上げにおいて有利な点が多く、射場ビジネスを行っていく上で重要な要素が揃っています。海外でスペースポートの整備や計画が進められている中、日本もスペースポートの整備を急ぐべきであると考えられます。本企画では、スペースポートの計画や整備に携わる方々をお招きし、海外に負けない日本のスペースポート戦略について議論していただきます。
13:30 - 16:30
ワークショップ 2「持続可能な宇宙開発へ向けて 〜ニュースペースの規範を考える〜」
講師 | 夫馬 賢治 様
株式会社ニューラル CEO、信州大学特任教授
SDGsの設定など地球環境での「持続可能性」が前景化してきたのに伴い、宇宙空間にも将来にわたって利用可能とするための概念として「持続可能性」を重要視する動きが出始めています。ですがその捉えどころのなさ、目標の壮大さゆえか、業界への浸透どころか概念としての定着もいまだ途上にあるといえます。本ワークショップでは、この「宇宙の持続可能性」について多彩な側面から徹底的に考察し、それを具体的に実践するメリットや可能性を、参加者の皆様とともに考えます。
17:00 - 18:45
パネルディスカッション 3「インド太平洋地域の衛星インフラ整備と日本の宇宙外交」
パネリスト
宮﨑 浩之 様
株式会社GLODAL、宇宙サービスイノベーションラボ事業協同組合、一般社団法人 EpiNurse、東京大学、Asian Institute of Technology
小林 功典 様
一般財団法人日本宇宙フォーラム
衛星の社会経済における重要性が増している今日、日本外交の重要地域であるインド太平洋諸国においても衛星利用の環境整備が進み、衛星システムに関する途上国支援が活発になっています。
本企画では、世界の宇宙産業を盛り上げ、日本の友好外交にも資する衛星インフラ整備の支援に焦点を当て、日本とインド太平洋諸国、産業界と国家が一体となって相乗効果を生む戦略を議論していただきます。
18:45 - 19:00
閉会式
ポスターセッション 2
宇宙がグローバル・国際的な共有空間である性質上、宇宙開発において「国際関係」「国際協力」は非常に重要な地位を占めます。 特に近年の宇宙利用分野の拡大に伴って、国際協力の重要性は増すばかりです。本企画では、こうした国際協力の重要性を再認識する機会を設けるべく、国際技術協力や共同研究を通じて宇宙利用技術の社会実装に取り組む研究室や団体をポスターにてご紹介します。
過去の報告書へ