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地理学習に衛星データを使おう!

こんにちは!宇宙開発フォーラム(SDF)内のプロジェクト、dot.です。
衛星画像・データを自分で取得して、地理の勉強を楽しくしませんか?
ここでは、VEGA とCopernicus Browserという誰でも使えるwebサイトで、衛星画像・データを簡単に取得する方法と、その地理学習への活用方法を、学生や先生向けにやさしく紹介します!
※衛星による地球観測の仕組みの理解ではなく、地理学習のツールとして衛星画像を取得・活用することを目標としているので、人工衛星等についての詳しい説明は省略しています。

目的 なぜ地理学習? 利用について


基本的な使い方(2025年10月1日時点の情報です)

・VEGAの使い方スライドはこちら
・Copernicus Browserの使い方スライドはこちら

複数の日時の画像を比べるのはVEGAがお勧めで、ある単一の日時の衛星画像を見るにはCopernicus Browserが簡単ですが、 まずはそれぞれ使ってみてください。

※上記の使い方スライドを読めば、自分で好きなように衛星データを取得することができるようになりますが、まずは下の例で使い方に慣れていただければと思います。


地理学習への応用例(下に行くほど操作等が複雑になります)○のあるところを押すと説明が見れます

VEGA Copernicus Browser
直近の地域の様子
夏と冬の富士山
震災による土地の隆起(能登)
センターピボット
スエズ運河
アラル海の縮小
露天掘り
雨季と乾季のグラフ作成 ○(登録が必要な操作あり)
二期作の可視化 ○(登録が必要な操作あり)

目的

私たち dot. は「衛星データを身近にする」ことを目的としたプロジェクトです。ここでは、特に地理学習を行う中高生や地理の先生向けに、衛星データ・画像の取得方法をまとめています。
学生のみなさんには、地理の資料集や地図帳を使う感覚で衛星画像を取得できるくらい、身近な存在にしてほしいと考えています。先生方には、授業やテスト問題の作成などに活用いただければ幸いです。
また、この活動を通じて、学生の段階から衛星データを身近な技術として感じてもらうことで、将来の日本の宇宙開発に関わる人材育成や、社会全体での理解促進につながると考えています。

なぜ地理学習?

私たちは、大学生以下の学生に衛星データの活用を広めたいと考えています。ビジネス利用を目的とするのではなく、まずは衛星データ自体に親しんでもらうことが狙いです。
そのためには、利用場面を具体的に示すことがハードルを下げると考え、特に地理に注目しました。地理は学ぶ人の数が多く、また衛星データを使えば、教科書や資料集を読みテストを解くだけでは得られない「正解」を見つける体験が可能になります。実際に衛星データを扱うこと自体にも、 学習効果の向上が期待できます。私たちの詳しい活動内容はこちらをご覧ください。

利用について

私たちが作成した本資料は、Copernicus Browser および VEGA の使い方を紹介する教育目的のものであり、商用利用を意図したものではありません。授業や学習などに自由にご利用いただけます。
ただし、本資料を配布・転載・利用したことにより生じた問題について、当方は一切責任を負いません。また、本資料の利用によって発生したトラブルや不利益についても責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
なお、各サイトの利用規約が変更された場合、本資料の内容が最新の情報と異なる可能性があります。その際は必ず公式情報をご確認ください。

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